人事評価には仕組みがあります。
大体の企業はそのことを理解して評価をしているわけではないですが、自然とその仕組みに当てはまっていくのです。
ここではその仕組みの解説を詳しく解説していきます。
ここを理解することで自分の会社での立ち回り方がわかると思いますのでぜひ実践してみてください。
ピープルアナライザーとは

コアバリュー評価、GWC評価、この2つを合わせた評価軸をピープルアナライザーといいます。
コアバリュー評価がいわゆる「正しい人」かどうか、GWC評価が「正しい席」にいるかどうか、になります。
企業には必ず企業文化というのがあります。
その企業文化に当てはまる人が「正しい人」ということになります。
そして企業には必ずポジション(役職)があり、そのポジションを全うできる人が「正しい席」にいる、ということになります。

そもそも企業文化って何?

企業文化ってなかなかなじみのある言葉ではないですよね。
次ではそこを解説してみるよ!
企業文化の見極め方

企業文化とは、その会社で共有されているその会社独自の価値観や行動規範を指します。
会社によってはしっかり掲げているところもあれば、掲げていたとしても形骸化している、もしくは無意識的に価値観が植え付けられていることがあります。
後者の方が多いイメージはありますね。
なので自分で見極める必要があるのです。
上司に「ここの会社の企業文化は何ですか?」と聞いてもだいたいは「へ・・?」となると思うので間違ってもそういう質問はしないようにしましょう(笑)
さて、企業文化を見極める方法ですが、1番わかりやすい方法でやっていきます。
まずは自社の社員で1番評価されてるであろう人を思い浮かべてください。
その人が評価されている部分を10個、100個、1000個・・・1000個は無理か・・何個でもいいので紙に洗い出しましょう。
その洗い出した中から5つ、最も評価されている部分を抽出します。
その5つを表にします。
その5つがその会社の企業文化、いわゆるコアバリューということになり、そしてそのコアバリューに基づいた評価を、コアバリュー評価といいます。
次ではGWC評価について解説します。
GWC評価とは

GWCとは
Get it(業務内容を理解している)
Want it(やる気がある)
Capacity to do it(業務遂行能力がある)
これらの頭文字をとってGWC評価といいます。
この3つをすべて満たしてる人が「正しい席」に座っている人といえ、逆に1つでも満たしてなければ「間違った席」に座っていることになります。
さて、ここまででコアバリューとGWCについて理解できたと思います。
次では例を交えて具体的に自分をピープルアナライザーしてみましょう。
自分をピープルアナライザーしてみよう

まずは例としてコアバリューを5つ抽出した表を作ります。
この5つは例ですので、ここに自社の社員から抽出した5つを当てはめてみましょう。
1番上に記入した名前を皆さんが思い浮かべた社員と設定しておきます。
評価は+と-で評価し、どちらでもない場合は+/-としましょう。
←ここをクリック
| 業務スピード | コミュニケーション能力 | ポジティブ | メンタル面 | 体力 | |
| Aさん | + | + | + | + | + |
| Bさん | +/- | + | +-/ | – | + |
| 自分 |
このような感じで自分の欄に当てはめていきます。
Aさんは自分が思い浮かべた人という設定ですので、文句なくALL+になるでしょう。
いわゆる「正しい人」の合格ラインは「+/-」が2つまで、「+」が3つ以上。
「-」が1つでもついたら「間違った人」になります。
次にGWC評価を先ほどの3つの項目に当てはめてみましょう。
| コアバリュー | 業務スピード | コミュニケーション能力 | ポジティブ | メンタル面 | 体力 | GWC | G | W | C |
| Aさん | + | + | + | + | + | 〇 | 〇 | 〇 | |
| Bさん | +/- | + | +/- | – | + | 〇 | × | 〇 | |
| 自分 |
このような評価になったとします。
これをみた評価としては、Aさんは「正しい席」にいる「正しい人」、Bさんは「間違った席」にいる「間違った人」ということになります。
自分の評価はどうでしたか?
おそらく「-」や「×」がついてしまった人もいるかと思います。
次ではピープルアナライザーするうえで誤解しやすいこと、もし「-」や「×」がついてしまったときの考え方について解説していきます。
ピープルアナライザーをするうえで理解すること

ピープルアナライザーをするうえで誤解しやすいところがあります。
企業文化というのはその会社の独自の価値観なので、客観的に見て「いいところ」ではないのです。
その会社が長時間労働をする人を頑張っていると評価するのであれば、長時間労働がその会社のコアバリューになるということなのです。
そんな中で毎日定時あがりで仕事をこなす社員は、たとえ質のいい仕事をしたとしても評価はされないでしょう。
「そんなの間違っている!」と思うかもしれませんが、そのコアバリューを変えたいのであれば変えれる権限があるところまで自分が行く必要があります。そしてそれまではそのコアバリューを満たすしかないのです。
そこをふまえ「-」や「×」がついてしまった人は、「間違った席」に座る「間違った人」だったとしても満たすべきコアバリューなのか、これをしっかり考えていきましょう。
今現在務めている会社でコアバリューを満たしてでも評価されたいと思うか、転職して自分に合ったコアバリューを見つけるか、道は2つに1つと僕は考えています。
まとめ

ピープルアナライザーは複雑そうですが理解すればさほど難しいものではないです。
要点をまとめると
ピープルアナライザー(コアバリュー評価、GWC評価)を活用する
自分が「正しい人」なのか「正しい席」に座っているかを理解する
「間違った人」、「間違った席」にいる場合、自分はどこでコアバリュー満たしたいか
これらを活用し自分が活躍すべき場所を見極めていきましょう。
人生1度きりです。
1歩行動をして、まず自分が幸せと思える道をしっかりと自分の眼でみていけたらいいですね。

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